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ITカウンセリング 第1回 やらなく良い方法から考える

今回は実際にクライアントから受けた相談(詳細を伏せつつ、フィクションも含まれています)をベースに、どういう風に解決策を考えていったかという内容です。 相談を受けた際に、黄信号が点灯するケースにはある特徴があります。 それは、相談の段階で「手法を固定」している場合です。 何かの結果を得るために必要な条件について「要件」という言い方をします。要望が実現されるのであれば手法をひとつに限定する必要はありません。 先に手法が指定されてくる場合は、依頼者側になんらかの事情があると考えていいでしょう。…


ITカウンセリング 第0回 はじめまして

Webを活用した情報発信、既存業務のシステム化という案件は途絶えることなく続き、案件の増加はもちろんですが高難度化と短納期化が著しく進んでいます。 結果、ITを前提とした生活スタイルや企業活動の進化の影に、商取引としての問題も多く発生しています。 しかし、これらは事前の打ち合わせや見積もり段階での認識共有、制作中の情報伝達に失敗して発生することがほとんどで、パターンとも言えるケースが多数あります。…