写真がきっかけ

娘を撮影したくて、以前から欲しかったデジタル一眼レフを購入。バシバシとりはじめると、とたんに妻のPC容量が限界に。私からのお下がり、Macbook 2008 Earlyの容量は160GB、さすがに心もとない。基本的に娘の写真は妻のPCに保存していたが、自分が触るときもある。それまでメインだった自作Winマシンにもバックアップとして写真を取り込んでいたが、塩漬けの状態。無駄だ。音楽も車用iPodに同期する程度で他に使っていない。もったいない。

ホコリをかぶっていたプリンタ

Macbook Airのキャッシュバックキャンペーンで無線プリンタを購入するが、背面給紙ができなかったりと仕事用にはOKなんだけど、家族で使うにはちょっと・・・Canonの有線プリンタをどうにかできないものかと放置し続けて、これもまた非常にもったいない。

家族で見るデバイスとしてTVは優秀

家族とリビングにいてPCを取り出すと、その瞬間からどうしてもパーソナル空間になってまう。同じ空間で共有するとなると、やはりTVのような大画面が最適。写真・動画・音楽といった要素を楽しむには、良い方法のひとつだと思う。

共有と固有を整理する

各デバイスやデータの性質をわけると、おおまかに共有と固有に別れる。本当はiCloudやリモートコントロールという要素もあるし、DropboxやEvernote、FlickrといったWebサービス連携もある。

共有デバイス

カメラ、有線プリンタ、無線プリンタ、iPad、iPod

固有デバイス

Macbook Air、Macbook、自作PC、iPhone

Mac miniのServerモデルがホームサーバーに向いている理由

  • クアッドコアでメモリ最大8GB
  • 静音、低電力に優れている(85W)
  • エンコーディングやアップロードを仕掛けておける
  • HDD2基(7200rpmの500GB * 2)でバックアップドライブが標準内蔵
  • いざとなれば自分でHDD差し替えもできる
  • 通常モデルでHDDと増設キットを買い足すとServerモデルとほぼ同額
  • 無線で使えて省スペース
  • HDMI接続できる

キーは可能な限り無線化すること

次回以降で運用に関してまとめる予定。運用に向けてポイントになるのは無線化。有線プリンタがあるものの、それ以外はすべて無線。時間の過ごしかた、その場所は様々。それを考えると、無線LANの存在は必須。

家庭での運用やインフラを知る機会はあまりない。そしてデバイスやコンテンツがパーソナライズしていく中で、家族が増えたりでもなければ、こういうインフラの見直しもなかったかもしれないし、テレビというデバイスの捉え方も違ったと思う。次回は、データ移行や運用設計などについてまとめてみる。