WDHA#023に参加してきました。Evernoteで情報整理というテーマで話しつつ、生産性を高めるために最近試してみている方法やツールについても話しました。
忘れることで効率を上げる
Evernoteの素晴らしさや使い方については割愛しますが、何でもノートとして残すという使い方は、知識労働において大きな補助となってくれます。
まず情報過多の状態で、様々なことを記憶しておこうとすると、あっという間にオーバーフローを起こし、判断を誤る元になるというのは多くの人が実感していることと思います。「とりあえず残しておく」「後から見返す」という前提で、Evernoteにノートとして残したものを、記憶から外すことができるというのが最大のメリットだと感じています。
かといって、何でも残していいものではないのだなということも分かってきました。Evernoteさえ見れば安心という状態にしたかったので、ブックマークも移行しようとしたのですが、ここで問題がありました。
Evernoteで残すべきは静的な情報
動的に変更される、つまり情報が更新されて行くものについては、結局のところ現サイトを訪問しなくてはならないので、わざわざEvernteからだと手数が多くなるということです。ましてや、ブラウザを使用して、ネットワークにつながって初めて手に入れられる情報はさらに相性が悪いと感じました。
そこで、コラムやサンプルコードなど、更新されることが(ほぼ)ない情報で手元に残したいものだけをEvernoteで保存するようにしました。つまりスクラップブックとして使うということです。こうすることで、いつサイトが閉鎖して情報が得られなくなるか分からない、というブックマークゆえの不安は解消できました。
また参考にしたいWEBサイトのスクリーンショットも同様にEvernoteで残しておけるようになったのは、個人的に嬉しいことの1つでした。
ノートブックで管理する?タグで管理する?
ノートブックはいわゆるディレクトリです。これでノートを分類して行くと、慣れ親しんだ使い方にはなりますが、ノートブックをまたいで探したり、どのノートブックでも見つかるようにというのは望めません。
タグで管理すると、上記の問題は解決しますが、ルールなくつけてしまうとタグ自体を整理することに追われる可能性があります。おそらくは、ノートブック管理とタグ管理のハイブリッドが良いとは思います。
WDHAで発表した時点では、ひとつのノートブックにすべての情報を入れ、タグで管理するというものでしたが、Evernoteクライアントのパフォーマンスを低下させてしまうので、ある程度のノートブック分類をした方が快適さを保てそうです。
そこで、今はノートブックをInbox(テンポラリ、未整理)、Project(プロジェクトに関する資料)、NameCard(名刺)と大きく分けてみました。整理し終わり保存しておきたいものはArchiveに入れてしまいます。今は、記憶時間の長さで分けようかなと考えています。後回しにしているもの、その内(1ヶ月以上先)にやりたいことなど。
今後の鍵はツールの使い分け
情報整理を始めて見ると、自分が抱えている情報の性質について見直すきっかけになりました。思いの外、大事と思っていたものにも無駄が多く、静的なのか動的なのか?といった分類を始めると、どのツールにどういった情報を集約しておくべきか?というのが課題として見えてきています。「こんな時はここを見れば大丈夫」という安心感を作り、なおかつ、「ここ」という選択肢は少ない方が良いようです。ただ、1つでなんでも管理は難しいので、自分の行動範囲とPC環境を考慮してツールを選ぶ必要があります。今度はEvernote以外のツールをどう使うか、Evernoteとの棲み分けはどうするかについても、まとまったら書いてみようと思います。
CPI MEGA MIX 2016に登壇しました
2016年7月26日
KDDIウェブコミュニケーションズさん主催のCPI MEGA MIX 2016に登壇しました。Web 制作に必要な「技術・戦略」と Web 制作者の交流の場、ということで、全国のCPIエバンジェリストが昨年に続いて一堂に会しました。私はITスキルを通じて異業種との協業プロジェクトをいくつか経験し、そのケーススタディーを共有するという内容でセッションを行いました。
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CPI MEGA MIX 2015に登壇しました
2015年4月22日
KDDIウェブコミュニケーションズさん主催のCPI MEGA MIX 2015に登壇しました。テーマは、"これからの Web 制作に必要な「技術と戦略」スキルを身につけよう"とうことで、全国のCPIエバンジェリストが一堂に会するという貴重な機会となりました。私は料理研究一家「古川家」として活動するにいたった背景を「戦略」として、活動を進める上で活用しているツールの採用基準や事例を「技術」として紹介するセッションを行いました。
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[参加レポート]Webディレクション はじめの一歩
2013年6月17日
あおもりIT活用サポートセンター主催のセミナー、「Webディレクション はじめの一歩」に登壇しました。昨年の「一歩先行く!ツール活用で制作効率アップ」で登壇した、たにぐちまことさん、阿部正幸さんに加え、内山和幸さんをお迎えした「ディレクション」に特化したセミナーは非常に貴重な機会となりました。
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CSS Nite LP, Disk 25:Webデザイン行く年来る年(Shift6)参加レポート
2012年12月22日
CSS Niteにおいて1年の総決算であるShift。一度、参加してみたかったイベントのひとつです。全部で9セッション、6時間以上にもおよぶ長丁場ですが、WEB制作のフロントエンド動向をおさらいするにはうってつけの内容でした。#cssnite_shift6
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プログラマ視点で見る、Apple新製品5つ見切り発車レビュー!
2012年10月24日
Appleから2012年10月23日(日本時間で2012年10月24日)に話題のiPad miniをはじめとした5製品が発表されました。話題のiPad mini他、今回発表されたiPad4(Retinaモデル)・MacBook Pro 13inch・iMac・Mac miniについてプログラマ視点で先行レビューしてみます。
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[レポート]一歩先行く!ツール活用で制作効率アップ
2012年7月29日
今回のセミナーは全部で5セッションと非常に盛りだくさんでした。特徴的だったのは、講師陣5名の内、3名がプログラマーだったことではないでしょうか?Web制作というとフロントエンドに注目されがちなのですが、制作フローに沿って要所を抑えていくセミナーになったと思います。
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今後のWebサイト制作との向き合い方を改めて考える
2012年5月29日
2012年5月26日に開催された、NPO法人 あおもりIT活用サポートセンターによる第1回セミナーのレポートです。途中からの参加ではありましたが、金言とこれからの活動へのヒントに溢れ、充実した内容でした。第2回も楽しみです。
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2011年お世話になり2012年もきっと活躍するMacアプリ30!
2012年1月1日
2011年、SandyBridge搭載のMacbook Airを入手しました。Macbook(2008 Early)を使った時とは比べ物にならない快適さでメイン開発環境の座はMacに。そこで、乗り換え後お世話になっているアプリをまとめました。実はここに載せていないヘビーに使っているアプリもありますが、本エントリーではMac専用アプリのみに絞っています。
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弘前カルチュアロード2011に行って来ました
2011年9月30日
毎年9月第2土曜日に開催される、地元弘前での恒例イベントカルチュアロード。今回は大型台風の影響で1週間ずれこんでしまいましたが、家族連れで2回目の参加となりました。
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