大きく異なるのはUIと出力機能

マークダウンエディタはマークダウン表記をHTMLに変換するツールで、オンラインエディタの場合、POSTを必要としないものはShowdown.jsを採用しているケースが多い。機能は似たりよったり。細かいところだと、ボタン1回で変換後のHTMLソースをクリップボードにコピーして欲しいのだが、意外とこの機能を実装していない。(Bywordにはある)その代わりに、HTMLファイルとしてダウンロードできたり、印刷できる機能を持ったエディタもある。

オンラインマークダウンエディタいろいろ

Jon Combe

リアルタイムのプレビューが可能。左右分割のほか、ウィンドウの分割方法を選べる。その他、HTMLファイルとしてのダウンロード、ローカルファイルからのアップロード対応など、機能が豊富。クリップボードにコピー機能があれば一番使いやすかったのだが。

Markdown: Dingus

POSTして変換するタイプ。無難な使い勝手。チートシートとして文法をあらかじめ表示している。

Pandoc

見出しのマークダウンでタグ内の文をIDとして自動で追加してくれる。日本語だとエスケープした状態で追加されてしまうのが難点。結果の選択、コピーがし辛い。

Textile

マークダウンの入力エリアが他のツールに比べて狭い。その分、視線移動が少なくて済むので、意外に入力しやすく感じる。チートシートがサイドに表示されているのも良い。

Online Markdonw Editor

その名の通り。左右分割のタイプでHTMLへの変換タイミングを選べるのが特徴。使い勝手は良好だが、Webkitブラウザだとプルダウンがタイトルに重なってまともに使えない。Firefoxで問題なく表示されることを確認。

使いやすいのはリアルタイムのプレビューができるタイプ

CGIで変換するものよりも、クライアントサイドでリアルタイムの変換を行ってくれるUIがやはり使いやすい。ローカルで利用できる専用エディタに比べれば痒い所は多いが、やはり最大の魅力はOS依存がないこと。実装自体も難しいことはしていないので、オリジナルのオンラインマークダウンエディタをさくっと作ってしまうのもありかもしれない。